ヒンカピーの勝利

昨日のペレイロの勝利は感動的だった。
あそこでさされてたらやり切れんなぁってかんじ。

実況や解説の、今日は素直に..とか、ヒンカピーもほっとしたんじゃないか?
という言葉尻からは、やはりヒンカピーの勝利というかディスカバリーの戦略に???を感じていることが伺われる。

fuccho氏の「アシストが勝ったって良いじゃん!」というせりふにもう一度考えてみたりした。

確かにアシストが勝ったって悪くはない。これまで苦労してきた人が花を咲かせる。すばらしいドラマだ。
だが、ディスカバリーのランスのアシストが勝って良いのか?ディスカバリーの戦略はそうじゃないはずだ。三船氏も言っていたが全員でランスを守り、引き、必要に応じて先頭集団を追う。これが今までのやり方で今年もそうだったはず。
それが、ランス最後の年で山岳も少なくなったこの日になぜ、ヒンカピーを前に出したのか。テレビを見始めた時からかなり違和感を感じた。総合で20分以上も離れていたペレイロをあそこまで執拗にマークする必要があったのか。
ヒンカピーにとって前に出ることになんのメリットもないことは認めるが・・・

穿った見方をすると、最初からあのステージはヒンカピーのためにあったとも言える。
彼はクラシックに専念したいと言って移籍を希望したりもしていたから気を使ったんじゃないか?あのランスのアシストなんだから引かないのは当たり前という武器を最大限に利用して彼にステージ優勝をプレゼントした。もともと力のある選手だから場を与えられれば十分結果を残すことはできる。
ランスフィーバーの悪い形が出たのではないか?

断っておくが私はランスは嫌いではない。尊敬しているし、ヒルクライムでは彼の走りを参考にしている。だが、USポスタルってどうなんだろう?ディスカバリーってどうなんだろう?ヨーロッパの補聴器メーカーのチームや自治体のチームやミネラルウォーターのチームはアメリカの金持ちチームのことをどう思っているのだろう?
JSORTSに質問してみたいけど答えてくれないだろうなぁ。

ペレイロの一言、「THIS IS THE LIFE」ほんっと、昨日は勝ってくれて良かったー。

ちなみに、私はマヨを応援していた。